冷え性

冷え症のおはなし

冷え症。ヒタラく言えば血行不良。
冷え症は、西洋医学では病気として扱われていません。
冷え症ではなく冷え性ともいわれ、 単なる体質だからしかたがないと
いう見方をされることがあります。

たしかに、頭が痛いときに鎮痛剤を飲めばラクになるような、そういう薬はありませんし、命に関わるような問題になること
もめったにありません。
でも、ある調査によると女性の半数以上に手足や腰が冷えてつらかった経験があるとか。
なぜ、女性は冷え症になりやすいの?

そもそも、冷え症ってなに?


冷え症を医学的な言葉にすると、『抹消血管(毛細血管)の血行障害』といいます。
手や足など体の末端部分で血行が悪くなっているということです。
人間の体は、寒いと感じると体の表面の毛細血管を収縮させて体温が外へ逃げないようにします。
そして、ある程度の時間で今度は血液を送り込み、体表の温度が下がりすぎないように調節されるハズなのです。
ところが、そのように調節されないで、いつまでも血管が収縮しているために冷たくなってしまうのが冷え症。 それどころか、周囲が暖かくなってもなかなか血管が広がらず回復するのに時間がかかるのです。

なかなか血管が広がらず回復するのに時間がかかるのです。


冷え症の原因を東洋医学と西洋医学とに分けて見てみましょう

冷え症の原因 東洋医学 西洋医学

エネルギー不足

陽気不足

陽気とは体を温める働きのあるエネルギーの事です。
この体を温めるエネルギーが不足すると、熱を生み出す力が弱まり寒さに対しての抵抗力が減るので体が冷えやすくなります。

自律神経失調症

私たちの体は、気温の変化や精神的ストレスなど外からの刺激に対して、体内の状態を一定に保とうとする働き(ホメオスタシス)があります。
この働きを担うのが「自律神経」で、内臓や血管の収縮・拡張、ホルモン分泌など、すべての器官を調整しています。
自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」という相反する働きをする神経が同居しています。
ところが、ストレスなどの刺激が長時間続いたりすると、自律神経がそれを排除しようと頑張るあまり、バランスが崩れてしまい、血管を縮してしまうので、血 が流れにくくなり、手足の血行が悪くなるのです。

ドロドロ血

淤血(おけつ)

私たちの血管の総延長距離は、約10万km。
実に、地球を2周半もする長さになります。
私たちは、血液からの酸素と栄養によって、命を養っています。
ところが、からだの老化や生活習慣の不養生、“過労、睡眠不足、ストレス、朝食抜き、運動不足、難しい人間関係、飲酒、喫煙”などにより、私たちの血液は  “ドロドロ・ネバネバ”となり、血行不良となり、手足の先の細い血管に血が流れにくくなるので、冷えを感じるのです。

 

貧血

血虚(けっきょ)

血液が不足して現れる、様々な症状をまとめた意を示します。
血液の型が悪かったり、血液に力が無い状態のことを言います。
十分な栄養や酸素が行き渡らず、疲れやすくもなります。

貧血

体の隅々まで酸素を運ぶために必要なのが血液中の赤血球。赤血球の中のヘモグロビンが酸素を取り込んで体の隅々まで酸素を行き渡らせているのです。
この赤血球や赤血球中のヘモグロビンが不足して、酸素を十分に体内に行き渡らせることができなくなってしまった状態を貧血と言います。

低血圧

血圧が低いと、血液は、全身にうまく循環しなくなります。そのため、細胞に十分な酸素と栄養が供給されずに、からだのエネルギー交換が円滑にできなくなります。
その結果「疲れやすい」「手足が冷える」「動悸」などということが多いようです。

水分過多

水毒

身体の中の65%は水分だといわれます。水分の代謝が悪くなると細胞の新陳代謝が不活発になり、むくみが現れます。
その代謝の悪い体質を水毒と言いますが、特徴は、湿気が強くなると身体が重くなることです。これがひどくなると、むくんだり、痛んだりします。

冷えのぼせ

気逆

血や気の流れが悪くなることで、顔や上半身はのぼせたり、ほてったりするのに、下半身が冷えている状態になります。
更年期時期にはホットフラッシュと呼ばれ、急に汗をかいたりのぼせたりという症状が顕著になります。

 

いろいろな原因がある中で、 あなたの冷え症のタイプをチェックしてみましょう!